2013年2月23日土曜日

空冷&常用を想定しつつ,Core i7のオーバークロック耐性を検証する_4

.22GHz)まで上がるのを確認できている。  HTを無効にしたことで,Prime95の負荷が減少したため,より高いクロックへ到達できるようになったと考えるのが妥当だろう。  つまり,ro rmt,より高い動作クロックを実現するためには,EISTやTurbo Boost,HTをすべて無効にすればいいということになるわけだ,戦国IXA RMT。 同じくCPU-Zの実行結果だ。左がベースクロック169MHz設定時,右が同176MHz設定時 動作クロックを高めるだけではパフォーマンスが出ないことも?  しかし,Turbo ModeやHTを無効にして,ただ動作クロックを引き上げるだけでパフォーマンスは上がるのだろうか? ここからは,ベンチマークテストを用いて,その点を明らかにしてみたいと思う。スペースの都合上,グラフ内ではTurbo Boostを「Turbo」,EISTとTurbo ModeやHTの無効化状態を「EIST&Tubroオフ」「HTオフ」とそれぞれ表記する。  グラフ1は,「3DMark06 Build 1.2.0」(以下,3DMark06)の総合スコア,グラフ2グラフ2がそのCPUスコアを抜粋したものだ。  ここで注目したいのは,HT有効時だと,総合スコアとCPUスコアのいずれも動作クロックに比例したスコアの伸びを示しているのに対し,HTを無効化すると,スコアが落ちてしまっている点だ。マルチスレッド対応が図られている3DMark06では,HTの効果が色濃く表れたということになる。  続いてグラフ3は「Crysis Warhead」の結果である。Crysis WarheadはGPU負荷が高いためか,CPUの動作クロックの影響が少なく,オーバークロックを行っても平均フレームレートへの影響がまったく見られない。また,それは同時に,本タイトルではTurbo BoostやHTの恩恵を受けられないことも意味している。  一方,オーバークロックの効果が絶大なのが,グラフ4に示した「Call of Duty 4 Modern Warfare」(以下,Call of Duty 4)である。Call of Duty 4では,Turbo Boostを無効にしても,動作クロックが引き上げられると(わずかだが)パフォーマンスが向上する。しかし,HTを無効化すると,クロック分ほどはパフォーマンスが伸びない印象だ。  Turbo Boostの得手不得手を感じられるのが,グラフ5に示した「デビル
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