2013年1月18日金曜日

これがワールドワイドで最先端を行くMMORPGの実力だ! 正統派ファンタジー「Rift」プレイガイド_2

。スクリーンショットを見てのとおり,グラフィックスのセンスは,洋物MMOのなかでもアクが比較的少なめで,日本人にも受け入れられやすそうだ。  現世代のMMORPGの多くがそうであるように,基本システムは「WoW」が築き上げたスタンダードスタイルから大きく外れてはいない。WoW以降にリリースされた欧米のMMORPGや,アジア圏の「AION」などにプレイ経験があれば,Riftはほとんどつまずかずにプレイできることだろう。 複数のクエストを並行して進めようとすると混乱しがちなMMOは多い。その点Riftでは,どこへ行けば何のクエストが進められるのかが,一目で分かる  もちろん,RiftはWoWクローンではなく,随所で光るモノを持っており,メイプルストーリー RMT,2011年の新作タイトルに相応しい仕上がりである。なかでも,これは今後のMMORPGのトレンドを変えてしまうのでは……と感じたのは,マップ機能と一体化した“クエストナビ”のシステムだ。クエストの目的地がマップに記されるだけなら当たり前だが,Riftはその一歩も二歩も先を進んでおり,すこぶる使いやすい。  例えばモンスターの討伐系のクエストであれば,それがポップする大まかな範囲が,マップ内に“円”で示される。マウスオーバーでその詳細が表示され,たとえ複数のクエストを受けていても,どこに出現するどのモンスターを何匹倒せばいいのかが,瞬時に分かるのだ。また,ドラクエ10 RMT,モンスターをターゲットした際も,それがどのクエストに関係しているのかが表示される。  マップ内にはクエスト以外にもさまざまな情報が記されているが,マイキャラが移動しているあいだは,たちまち半透明に切り替わるのもポイント。半透明のマップにはアクセスできなくなるので,クリック誤爆することなくキャラの操作に専念できるわけだ。  クエストの内容そのものも非常に幅が広く,プレイヤーを飽きさせない。モンスター討伐やお使い系といった定番タイプに加え,Riftでは“アイテムを使う”タイプのユニークなものが多く揃っている。  アイテムでモンスターを捕獲したり,あるいはモンスターを呼び出したり,味方のNPCを鼓舞したりと,メッセージも含めじっくり目を通すと,あたかもTRPGのセッションに参加しているかのような密度の濃いシナリオが堪能できる。  「クエストを行うことが苦にならない」,というのは実際には口で言うほど生やさしいことではないが,少なくともRiftではそれが実現できている印象だ
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