パーティ会場となったロス市警の裏手にある「The Edison」。近代的なダウンタウン中心部のクラブの入ったビルとはかなり様相の異なるクラシカルなビルだが…… Epic Gamesが制作しているXbox 360の看板タイトル「」の協力プレイモード「Horde 2.0」が,今回のE3で初公開となった。前作で大好評となったマルチプレイヤーモードのHordeだが,今回はさらにルールが洗練されている。最大5人のパーティを組み,手持ちのクレジットを使って,拠点を防衛するバリケードや固定武器を設置,ドラクエ10 RMT。Waveごとに一定数現れるローカスト達の進撃を食い止めるという,よりタワーディフェンスに近い内容だ。 E3会場のMicrosoftブースでもこのHorde 2.0をプレイできたのだが,初お披露目となったのは,現地時間の6月8日の夜に開催されたEPICのパーティでのこと。ロサンゼルス警察の裏手に位置するクラブ“The Edison”に関係者を集め,会場内にWave 10までプレイできる試遊台が設置され,ドリンクや音楽を楽しみながらHorde 2.0を楽しむことができた。 このHorde 2.0を実際に遊んでみて,とくに重要と感じたのは,Waveごとに与えられる一定の準備時間だ。この間にバリケードや砲台を設置したり,修復するのだが,どこにどれを設置するかで,その後の展開はかなり変わってくる。 また,腕の覚えのあるメンツが揃えば,防御設備は最小限を用意するだけでいいが,ドラゴンクエスト10 RMT,仲間にビギナーがいるときや10Waveごとに登場するボスを相手にするときなどは,やはり念入りに設置しておくほうが確実である。さらに敵にやられてしまったときの復活にもクレジットが必要なので,手持ちの範囲内でどのようにやりくりするかも大きな戦略の一つとなるのだ。 Waveは前作同様に50まで用意されていて,襲いくるローカストは順に強くなっていく。一緒に遊んでくれた仲間の助けもあって,Gearsはあまりやり込んでいない筆者も試遊台での最終面となるWave10までは行くことができたのだが,ここのボスであるBerserkにスタートと同時に全員がボコボコにされてしまい,美しく終わることができなかった。 当然,敵はここからさらに強くなっていくわけであり,最終Waveのボスの強さなど初心者の筆者には正直想像もつかないのだが,これまでシリーズを遊んできたプレイヤーにもかなり手応えのあるモードとなるのではないだろうか。 本作ではローカスト側となってCOGを相手に戦う新たなマルチプレイヤーモード“Beast”も搭載されているので,前作以上にモニターの前に腰を据えて楽しめるのではないだろうか。9月の発売を心して待て!
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